人生での三大資金って聞いたことありますか? 実は以下のものになります。
・住宅資金
・教育資金
・老後資金
住宅資金、教育資金、老後資金は、これからの人生の中での大きな出費項目となります。
子どもの教育費、一人に1,000万円かかると言われますよね。
私の場合は高齢出産で第一子を出産しました。しかも、入籍から数ヶ月後に妊娠が発覚…つまり、貯める期間がほとんどないまま妊娠期間に突入しました。

妊娠は嬉しいけど、お金が心配!
今回はそんな私の教育費の貯め方をお話ししたいと思います。
学資保険では間に合わない!効率よく投資で貯めよう!

教育費を貯めると言えば、何を思い浮かべますか?
一般的に教育費といえば、学資保険を思い浮かべますよね。でも、学資保険は高齢出産の子どもにとって十分なものと言えるのでしょうか。

ちょっと待って!
学資保険だけでは間に合わないかも!
学資保険の契約はメリットばかりではありません。一般的だから安心という先入観にとらわれるのは非常に危険です。デメリットもあるということ把握しておいてくださいね。
高齢出産の子どもが、学資保険を受け取るのが18歳となります。その頃、両親は一体何歳になっているでしょうか。すでに定年…なんて事もあり得るのです。
定年後に、子どもの教育費が学資保険だけでは間に合わないとしたらどうでしょう。考えるだけでも怖いですよね。では、どうして間に合わないのかもしれないと言えるのでしょうか。
学資保険だけでは足りない!加入で満足してない?

学資保険の、返戻率ってご存じでしょうか?
現在の返戻率は103%から高くて107%くらいです。例えば、以下のように仮定します。
月々の支払が、15,540円。
払込保険料総額は、1,864,800円となります。

135,200円おトクってことね
では、もう1つの例を見てみましょう。
この基本条件を楽天証券積立かんたんシュミレーションで計算してみます。

10年の積立期間を持つことで、最終積立金額は200万円を超える結果が出ています。

10年で200万円超えてる!
さらに、キリよく15,000円に引き下げて、15年継続すると300万円を上回る結果が出ています。


300万円上回ってる!
学資保険では、月々15,540円を10年積立でした。結果、135,200円増えるようです。
一方、投資信託では同じ10年を積み立てた時…

30万以上増えてる!
でも、大事なこと忘れてませんか…?
子どもの教育費。必要なのは大学入学時に500万円!

子どもの教育費に必要なのは一体いくらになるのでしょう。
それは、大学入学時に500万円があるようにしておくということです。

あれ!?
1,000万ではないの!?

学資保険でも対象になってる多くは
大学入学に合わせたプランだよ
見落としがちなこの1,000万円という数字に翻弄されていないでしょうか。
実はこれ、幼稚園から大学まで…国公立の学校で過ごすための費用となります。幼稚園から高校までの教育費は、特別に用意せず、生活費の中から支出することが理想とされています。
つまり、子どもの教育費として特別に準備するのは大学入学に必要な500万円となります。これを子どもが18歳まで、大学入学前までに準備しなければいけません。
子どもの児童手当使ってない?全部残せば200万円!

子どもが生まれたら貰える大事なお金に、児童手当があります。実はこれを全部貯めておけば、200万円になります。
先程お話しした500万円のうち、200万はこちらでカバーすることができるのです。そして残りは300万円となります。
学資保険を200万円に設定した場合は、もちろん…足りません。でも、投資信託を利用したらどうだったでしょう…?
学資保険を300万に設定した時には、さらに追加で保険料を払わなければいけなくなります。高齢出産の場合は、学資保険ともう一つ貯めておかなければいけない資金がありますよね…?

もう一つ重大なこと忘れてない?
そう。老後資金です。
同時に、教育資金と老後資金を貯めていかないといけない場合、できるだけ保険料は下げておきたいところです。少しでも、保険料を抑えるためにも、学資保険で貯めるというのは避けたいものです。
学資保険の受取は子どもに必要な時期になってる?
学資保険の受け取り方って様々です。多くは18歳から何度かに分けて、何十万円ずつ受け取れるもののようです。
最終満期が、平均21歳…です。これは必要な時に受け取れるでしょうか?
大学入学費用、学費…必要な額がしっかり受け取れるのか、足りるのか事前確認が必須です。
もし、解約して受け取る…ことになれば、元本割れの危険もあります。医療保険等の特約があるものについては、さらに元本割れしている可能性が高くなります。また考えたくないですが、保険会社が倒産する…可能性もゼロではありません。
一つ一つのポイントを把握しておかなければ、必要なタイミングでお金が用意できなければ大変です。高齢出産の場合は、教育費と老後資金を同時に用意していかなければ間に合わない事態となってしまいます。
学資保険よりも投資を利用!かしこく増やそう!

いかがでしたか?
教育費を貯めてくのに、学資保険は一般的な方法としてあげられています。しかし、教育費と老後資金を同時に貯めないといけない場合…学資保険ではフォローできない状況も生まれかねません。
投資信託をうまく利用して、我が子のやりたいことを応援できる環境を作ってあげられたら良いですよね。
投資信託をする場合、楽天証券がおススメです。楽天ポイントも投資に充てることができるため、現金での投資額を減らす方法をとる事もできます。少しでも教育費への準備金を減らしたい場合にはとても有効な手段となります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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