フルタイムで働いて帰った後、家事育児とを子どもの就寝時間までに終わらせなければいけないのは、大変ではありませんか? 食事だけでも簡単にしたいとコンビニでお弁当を買うのも良いですが、毎日ともなると健康面でも心配になりますよね。
仕事から帰ったら熱々の手作りご飯が待っている…理想的な生活だと思いませんか?
そんな理想を叶えてくれるのが、自動調理家電の”ホットクック”。最近はテレビや雑誌でも取り上げられる回数も増えてきたので、目や耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回はもうSHARPから発売された自動調理家電の「ホットクック」について口コミと、実際に使ってみて使った感想をお話しします。
ホットクックの口コミはどんなものがある?
ホットクックの口コミはどんなものがあるのでしょうか。ホットクックでの口コミは両極端に分かれます。一体どんなものがあるのでしょうか。良いもの、悪いものそれぞれ見ていきましょう。
ホットクックの悪い口コミってどんなもの?
それでは、悪い口コミについて、実際に使った感想も合わせてお話します。
ホットクックの内鍋は手入れが面倒?
旧型付属のステンレス製内鍋のこびりつきは、通常のガスコンロで調理する時と比べて確率は低くはなりますがゼロではありません。料理のよってはなかなか汚れが落ちないということもあります。こびりついたときには水を入れて放置するか、クエン酸を入れてこするとキレイになります。
最近では、フッ素加工された内鍋が販売されています。内鍋を切り替えることで、今までの悩みの種になっていたこびりつきが減少するようになりました。少しでも楽に使いたい場合は、フッ素加工された内鍋をお勧めします。
最新のホットクックは、フッ素加工された内鍋が標準となるようです。今から購入する場合は、こちらのフッ素加工された内鍋のものをお勧めします。ステンレス製で気になっていたこびりつきは本当に減り、洗い物がぐんと楽になりました。
予約調理が少ない!これって時短になるの?
帰ったら即食べれる状態になる予約調理可能なメニューは思うより少ないです。その為、全てのメニューを予約調理したい方には向かないかもしれません。
しかし、旧機種と比べて、新機種は予約調理が出来なかったものが可能になっているメニューもあります。作ることが出来るメニューはsharp公式サイトからも確認することができますよ。
また、ホットクックの一番の特徴である「混ぜ技ユニット」のおかげで鍋の側に居ないといけないという状況からは解放されます。前日に材料を切っておいて、帰ってすぐに内鍋にセットしておいて他の家事をすることは可能です。終わったころに食事も出来ていることになると、家事時間を短縮することができます。
材料を切って調味料を入れるだけですが、野菜や肉を切る時間は通常の調理と変わりありません。その時間短縮はできないままとなります。前日までに切っておく、カット済みの冷凍食品を使用するなど工夫も必要です。
使って気になったことって何があるの?
カレー等匂いが強いものを調理する時にはかなり部屋に匂いが充満することがあります。また内蓋に匂いが残り、いつまでも残り香が…ということもあります。その為、しっかり換気が必要です。
匂いの強いものは、手間は少し増えますがルーを帰宅後に入れると部屋の中の匂いが一気に改善します。カレー等、子どものものだけ取り分けて味付けする場合には、分ける前までをセットしておくと大変便利です。
匂いも気になりますが、毎日使ってみて気になるのはサイズは大きさです。特に横に大きくなるデザインになっています。その為に置けるスペースをしっかり確保する必要があります。また要所要所で音声ガイドがある為、うるさいです。音量を小さくする機能がないので、そこは改善してほしいところです。
自動調理家電ではありますが、圧力鍋としての機能がありません。そのまま電気だけの火力で調理を行うため、時間がかかります。ガスコンロで調理したほうが早い場合も多くなります。
家電になりますので、そこそこのお値段がします。毎日の食事の支度がホットクックを購入するよりも負担になる場合は、購入をお勧めします。
ホットクックの良い口コミってどんなもの?
次に良い口コミはどんなものがあるのでしょうか。見ていきましょう。
ホットクックには自動登録されたメニューの通りに調理することができます。また手動で混ぜる混ぜないを選択しながら、煮込んだり炒めたりすることが可能です。
メニューの量も多く、スマートフォンのアプリからメニューを確認したり、wifiと連動してメニューを選択しやすくする機能もあります。
内なべの温度をみながら自動調理してくれるので、弱火で長時間かかる料理も放っておくだけで調理することができます。また自動で温度設定や混ぜ機能を加減してくれるので、焦がす確率をぐっと減らすことができます。
メニューの仕上がり時間を設定できるので、帰宅時間に合わせて帰ったらすぐごはんという生活もしやすくなります。
洗いにくいパーツもありますが、内なべ以外は食洗機が使えるので、洗浄作業も楽に行うことができます。
ホットクックの機種や機能ってどんなもの?
ホットクックは、元々は2人から4人用として1.6リットル作ることができるものと、2人から6人用として2.4リットル作ることができる容量のものがありました。
最近では、一人暮らし用に2段に分けて違う調理ができるものも追加されています。
それぞれの容量でWi-Fi機能が使える機種とそうではないものがあります。使用可能かどうかで、使い方が大きく変わってきます。Wi-Fi機能を利用し、アプリと連携連携させることで新しく追加されたメニューを選択することが簡単にできるようになります。
ちなみに我が家は、Wi-Fi機能が付いたものを選択しました。
一番最新のものは、内鍋はフッ素加工になっていてこびりつきにしくく、大変手入れがらくになりました。予約調理メニューも増えているので、もし購入するのであれば最新のものをお勧めします。
容量はどうやって決めたらいい?
現在、我が家は3人家族です。細かく言うと大人の男女1人ずつ、乳幼児1人です。またまだ子供なので、そんなに量を食べると言うわけでありません。
あくまで家電なので、何十年も使用できるとは限らない為、今は1.6リットル分調理出来れば充分ではないかと思い、購入しました。
作り置きをメインにするのであれば、大きなサイズでも良かったかなと思うことはあります。ただ、それも時々なのでどうしても大きなサイズでなければいけないほどでもありません。
使用環境が気になる場合は、レンタルして実際使用できそうか試してみるのも良いかもしれません。私も、一度レンタルして大きさ等を確かめた上で購入しています。
ホットクックを使って一体何が出来るの?
ホットクックで何ができるかというと、材料を入れてスイッチを押して待つだけで調理ができます。
スープやカレー、煮物など、煮込んで作るものを得意としています。また新しい機種に限るのですが蓋を開けたまま加熱することによって、煮詰めることもできるようになりました。
また、無水料理、低温調理や、甘酒、蒸し野菜と、様々な使い方をすることができます。
水分を少なく、蓋をしたまま調理するため、栄養価が逃げにくいのも特徴になります。水をあまり使わないので、素材の味がぎゅっと凝縮しおいしく仕上がります。
カレーやシチュー煮込み料理が得意!
我が家のホットクックは2019年9月に到着しました。
ホットクックはカレーやシチューを簡単に作ることができます。材料を切って入れるだけ、肉の種類を変えたり、ルーの種類を変えることで色々な変化をつけることが出来ます。
カレーの場合は一気に大人用を作ったり、ルーを入れずに作り子どもの分を取り分けてからルーを入れて完成させる場合も多いです。肉や野菜に火が入るまでは時間がかかるので、帰宅後に味をつけるだけに変えることで家事の負担がぐっと減りました。
煮物かぼちゃの煮物やサツマイモの煮物も簡単に調理できます。サツマイモを輪切りにして出汁の素を少し水で溶き、上からかけててしばらく煮物モード、時々混ぜると設定するだけです。しっかり出汁の味がついたサツマイモの煮物を作ることができます。
ホットクックでは無水か少量の水分で調理が可能になります。その為、野菜本来の味をしっかり感じることもできます。料理が下手な私ですが、切って調味料を入れるただこれだけのステップで料理をすることができます。
味付け適当でもしっかり浸み込むから美味しい!
ポークビーンズも材料を切り刻まず作るほど、適当な使い方をすることのある料理下手に定評のある私ですが…ホットクックはそんな私にも強い味方になってくれます。
大根の煮物もよく作るのですが、少量の水と出汁さえいれておけば多少調味料の割合が悪くてもそこそこの味になってくれるのです。どうしても味がもの足りない時には後から追加することもできるので難しく考えなくてもよいということでとても気が楽になりました。
毎日使いこなせる自信がなければ味噌汁をホットクックで調理する方法もあります。おかずの温めなおしで使用することも可能です。
ホットクックの口コミのまとめ
旧型で悪い口コミで上がっていた問題は、新機種になりかなり改善しているようです。
1台あるだけで、レパートリーがぐんと増えるホットクック。ぜひこの機会に購入してみてくださいね。