子どもが産まれて、部屋が手狭になり引っ越しを考えることはありませんか? 我が家では子どもが産まれて数か月の頃、引っ越しの検討が始まりました。
子ども…しかも乳児が居る引っ越しなんて、考えるだけでも大変だと思いませんか? 実際とても大変でした。でも、ポイントをしっかり押さえておけば何とかなります!
私の引越しポイントと体験談をお話します。
大事なのは引っ越すタイミング!
産後間もない時期は、きっとまだお母さんの体はぼろぼろかもしれません。私もまだ赤ちゃんとの生活に慣れるのに精いっぱいでした。日々の生活がやっとという状況です。それでも今後引っ越す予定があるのであれば、この時期をお勧めします。
赤ちゃん連れ引っ越しポイント
・引っ越す予定があるならできるだけ早く!
・児童手当、転居、転園・転校等の手続きできる日を確保する
・予防接種のタイミングを把握する
・預け先の確保と慣らしをしておく
・無理なところは業者に任せる
引っ越しを予定するならできるだけ子どもが動き出す前に
ちなみに私の当時の状況はこうでした。
早く動いて良かったところは、一番に子どもが動き回らずに段ボールの側に行くことが出来ない点です。まだまだ寝てばかりで、動き回ることはありません。はいはいが始まるとあっという間に行動範囲が広がります。さらに後追いがはじまると、離れて作業をすることができなくなります。
子どもがハイハイを始める前に、早めに引っ越せるのが一番です。
また生まれてすぐは予防接種を受ける日程も確保しておかないといけません。子どもの通院の時間を考慮しながら、日程を決めて行く必要があります。
預け先の確保と慣らしをしておく
物件を見に行く、引っ越し当日…子どもはできるだけ預けて行った方が良いでしょう。物件を見に行っても、抱っこして室内を測るというのはとても難しいものです。業者の方に代行してもらうこともできますが、あっちもこっちも…なんて頼みにくいですよね。
そして引っ越し当日は、大きな荷物が移動するのでたくさんの埃が普段以上に舞っています。そんな中に子どもを寝かせるなんて不安なものです。近くの両親にお願いしても、人見知りして大泣き…では、預けるのも躊躇してしまいます。
私の場合は、普段から顔を見せて慣れさせておく。ミルクの時間と被る場合は、時間や量をしっかり打ち合わせしておくようにしました。幸い人見知り始まっていなかったので、問題なく預けることができました。
実際引っ越したのは子どもが6ヶ月。私は育休真っ只中です。その為、大きな利点がありました。
働きながら、なので少しでも時間があるタイミングが大事になります。もちろん育児をしながらは大変です。大変ですが…まだ仕事と育児を両立する時期よりははるかにマシとなります。
育休中なので、私自身の住所変更を会社依頼と転居手続きで面倒なものは終わってしまいます。新たに申請するものは全て新住所にしてしまいましょう。
入園前なので、もちろん転園もありません。私自身が転勤族の子どもの友人が多く、仲良くなった子ほど早く転校していきました…そんな思いをさせたくないと思い、保育園に入る前に場所を決めました。
引っ越す前に確認したい手続き
我が家の児童手当の受給手続きは、出生届と同時に終了していました。その代わり、転居届・マイナンバーの住所変更・乳児こども医療費受給者証の手続きが必要でした。
運転免許証等、顔写真付の本人確認ができるものをお持ちの場合。転居手続き後、住民票を1通取得して真っ先に変更しておくとスムーズです。
お父さんも免許証の更新がある場合は1日だけでも休んでもらって平日に役所に行けると良いですね。
役所から警察署経由で一気に変更してしまおう!
子どもの住民票もすぐに銀行口座等の開設がある場合、同時に取得しておくと良いですよ。
保育園等転園・転校手続きは、保育所入園前なので私の場合は必要ありませんでした。もし該当するなら手続きが必要です。
子どもが満1歳までだと、予防接種の予定でいっぱいです。接種後はあまり無理もさせたくありません。同時接種を利用しながら、引っ越し後落ち着いて受けられるようにしました。
私の場合は、同じ地域内での引っ越しだったので小児科が変わることはありませんでした。しかし、母子手帳には住所記入欄があるので、引越し予定がある場合は一気に記入せず、必要な時に記入していく方が良いです。かかりつけ医が引越しで変わってしまう場合は、次にお世話になる病院を探しておくのも大切です。
引っ越しがスムーズに進むコツ
荷造り時期は、子どもはまだ寝転がったままです。寝ている合間をぬってダンボールに詰め込み作業を行いました。棚の上等、子どもが泣いてもすぐ動けない場所は夫がいるときに見てもらいつつ進めました。そして、引っ越し当日は出来るだけ親に預かってもらうことにしました。
朝からエアコン取り外し作業が入っていましたが、実際の引っ越しは午後からでした。そこで、当日午前中のミルクを済ませたら実家へ預けさせてもらいました。
子どもを抱っこして、家具の指示は落ち着きません。配置予定をしっかり決めていても、急遽変更することもあり得る事態。臨機応変に対応できる環境にしておくのが一番です。
・作業中は出来るだけ預かってもらう
・子どもの荷物だけは別にしておく
・業者に頼ってしまう
荷物を梱包するポイントはこれ
育児をしながら、落ち着いて自分のことができるお母さんって少ないと思います。実際、私も出産後何もできませんでした。子どものことで手いっぱいになりがちです。
だからこそ、まず私物を全てダンボールに片付けてしまいました。普段着る服や化粧品があればある程度は生き残れます。生活場所が自室からリビングになっていたので、自室にダンボールの山を作成しました。
ダンボールには中身を記入して
早めに開けた方が良い箱には
別の色のテープを貼って目印にしたよ!
子どものものを一番最後に梱包しましょう。
私物が終わってから、子どものものの梱包を始めます。オムツやおしりふき・ミルクのストック分はすぐ出せるように別に梱包しました。乳児の頃は着替えもたくさん必要です。着替え・ミルク・おむつ等毎日必要なものに関しては、バッグにまとめて当日預け先に持参できるようにしています。そして、すぐに出して使える環境にするのが大切です。
業者に頼っても良いんです!
荷造りは出来る範囲はしていましたが、キッチン用品は梱包から業者にお任せしました。
ぎりぎりまで使うものが多い為、自分でするとキャパオーバーしてしまいそう…無理せず、ストレスを溜めない方法を選択しました。おかげで、当日からキッチン用具を使用することができました。
引っ越しを考えた理由
結婚して、子どもが大きくなるまで同じ場所に住めたら問題ないでしょう。しかし子どもの人数や状況によっては、引っ越し問題が出てくることもあるでしょう。
私の場合は、引越しを考えた理由は簡単でした。結婚して、一番最初に選んだ場所が不便だったからです。選んだ当初は、ここが一番条件にあってると思ってたんです。その条件とは以下のようになります。
子どもが早く欲しいという思いは当初からありました。
そこで妊娠してお腹が大きくなった時、安定して登れる階段が必要になってきます。築年数の古い物件には奥行きのない階段が多く爪先立ちで登るようなものもあります。そこまでは物件探しの目安にはなっていました。
そして決まったのが以下となります。
そこから、決まった物件に住むことになりました。
しかし、トイレの水はきちんと流れないという問題が出てきました。建て付けが悪くて下水が逆流していたみたいです。建物の問題はもうこちらでは修正することもできません。
3Kで部屋として使える場所は2部屋しかありませんでした。その2部屋を1人一部屋の使い方なしています。これでは子ども部屋が確保できませんでした。さらに4畳半をダイニングで使用してたので、子どもが動き回って遊ぶ場所もありません。
お風呂場の換気扇がなく、脱衣所のドアもありません。お風呂の換気をするためにドアを開けていると、廊下からそのまま浴室に入れてしまいとても危険な状態となります。
これが私の引越しの動機です。他にも住んでみて思ったのと違ったというケースはゼロではないでしょう。
赤ちゃん連れ引っ越しの注意点
こうして私は生後6ヶ月の赤ちゃんを連れて引っ越しました。もちろん夫もいましたが日中仕事で居ないので、ほぼ戦力外となりました。
いかがでしたか?
引越し先では何とかダンボールは処分しましたが、3ヶ月後も自室は片付かないままです。これから復職に向けて、進めていきます。
赤ちゃん連れの引越しは大変です。しかしハイハイしたり、歩くようになった赤ちゃんと一緒の方がもっと大変になります。
現在、つたい歩きをする我が子を見ながら、梱包作業なんてできません。ハイハイが始まる前に引っ越ししておいて良かったと感じています。もし赤ちゃんを抱えて引っ越しを考える場合は、少しでも早く動き出すことをお勧めします。
この話が少しでも参考になれば、幸いです。
赤ちゃん連れ引っ越しポイント
・引っ越す予定があるならできるだけ早く!
・児童手当、転居、転園・転校等の手続きできる日を確保する
・予防接種のタイミングを把握する
・預け先の確保と慣らしをしておく
・無理なところは業者に任せる